2008年12月5日金曜日

14.若くして亡くなった天才たち

生活が便利になったからといって、現代人は皆、幸せでしょうか。ストレス社会となり、かえって不幸な人が増加しているのではないかと思うのです。生活が不便だった短命の時代の方が、感激や喜びが凝縮されていたのです。不便で短い人生ではあるが、充実した人生だったのです。美人薄命などという言葉も、そんな時代背景の下に生まれたのではないでしょうか。また、若くして亡くなった天才たちも、沢山いました。いわゆる、夭折した天才を挙げてみます。
パスカル        (仏、数学者、哲学者)        39歳
ランボー         (仏、詩人)               37歳
石川啄木        (詩人)                  27歳
樋口一葉        (小説家、詩人)           24歳
正岡子規        (詩人、歌人)             35歳
宮沢賢治         (童話作家)              37歳
モジリアーニ       (伊、画家)               36歳
ガーシュイン       (米、作曲家)              38歳
ショパン          (ポーランド、作曲家)        39歳
滝廉太郎         (作曲家)                23歳
メンデルスゾーン    (独、作曲家)             38歳
モーツアルト       (墺、作曲家)             35歳
全員39歳以下です。
今の日本人の平均寿命の、半分以下で亡くなっています。しかし、その輝かしい業績は歴史に燦然と残っています。彼らの人生は、中味の詰まった人生だったといえるのではないでしょうか。(月曜日につづく)

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