2009年2月25日水曜日

58.隠居のすすめ

昨日、隠居という言葉が出てきました。
そう、昔は隠居という言葉があったのです。今はほとんど死語となりましたが、隠居とは隠れ住むことです。昔の年寄は、そのことをわきまえていたのです。
ところが質の低下した今の年寄は、隠居しません。しかし、いつまでも年寄がでしゃばっていては、若者に出番がありません。一流の会社であれば、年をとった社長から世代交代するルールが出来上がっています。しかし国民一人一人には、世代交代するルールやシステムがありません。本人がでしゃばっていたければ、年寄という権威と金があるのですから、いつまでもそうしていられるわけです。これでは若い人に、チャンスは廻ってきません。
社会の活力の源は、スポーツ界を見れば分かるように、若い力が年寄を押しのけていくことです。それが自然の理というものです。だから当たり前の状態にするために、若者は立ち上がるべきです。どのようにして立ち上がるか? それは年寄が隠居する気持ちになるような、政治の仕組みを作り上げることです。お金の面でいえば、年寄から若者に流れを政治的に変えることです。心理面で言えば、老醜のPRキャンペーンや老害問題を徹底的に取り上げることです。お金や権力を、年寄から若者へシフトする政治を目指すのです。政治を変えるには、政党を作ることです。皆で立ち上がって、政党を作りましょう。政党の名は、若者党です。(明日につづく)

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