2009年2月9日月曜日

49.菩薩のような年寄

私が中高生くらいの時までは、確かに菩薩のようなお年寄がおられました。
勉強のできない孫が親に叱られても、「勉強ができなかった子のほうが、大人になったら偉くなるから心配はいらないよ」といってくれるおばあちゃんがいました。学校の門番をしていた守衛のおじいさんは、生徒が学校から帰るときには最敬礼をして見送ってくれました。心が広くて清らかなお年寄が、たくさんおられました。
それに比べて、現在の年寄の品のなさにはあきれます。もちろん年寄の一部ではありますが、昔はいなかったタイプの品のなさです。騒音おばさんやゴミ屋敷じいさんなど、常識では考えられない年寄が出現しています。他人に対する思いやりとか迷惑をかけないという心配りが、全く欠如している人たちです。
醜い老人が増えています。(明日につづく)

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